【比較画像】古畑任三郎 黒塗りSMAP理由は映像権と忖度？三谷幸喜の見解は？

5月より再放送されているドラマ『古畑任三郎』で歴代犯人の紹介画像中のSMAPが「黒塗り」されて話題になっています。

「黒塗りSMAP」がトレンド入りするほど世間の注目が高くなっていますが、なぜ「黒塗り」にする必要があったのでしょうか？

今回は「黒塗りSMAP」で放送されたことに対するネットの反応と、黒塗りで放送された理由・背景について考察していきます。

『古畑任三郎』再放送回が「黒塗りSMAP」で話題

問題のシーンは↑画像の通り、本来SMAPのメンバー5人が並ぶ写真があるはずが、黒色に上塗りされています。

【比較画像】　オリジナル vs 黒塗りＳＭＡＰ

「黒塗りSMAP」のネットの反応

「黒塗りSMAP」が放送されるとネットでは批判の嵐となっています。

「黒塗りSMAP」を巡るネットの声

なぜ今回の再放送回で「黒塗りSMAP」にされたのでしょうか？

続いて背景・理由についての考察を紹介していきます。

「黒塗りSMAP」の理由は映像権とメディアの忖度？話題性も？

理由①SMAPの映像権は「Jドリーム」が所有

SMAPの映像権は　株式会社ジェイ・ドリーム (J dream Inc.)　が保有しています。

主にSMAPの映像作品の制作・管理を行っていた。

Kis-My-Ft2やSexy ZoneやジャニーズJr.など、SMAP以外のジャニーズ事務所所属者主演作も手掛けていた。

また、SMAPの映像関係の権利もこの会社で管理していた。

取締役である飯島三智（SMAP元チーフマネジャー）の退社やジャニーズ事務所のグループ会社一覧に当会社が掲載されていないため、会社としては休眠状態となっている模様

出典: 『ウィキペディア（Wikipedia）』の「ジェイ・ドリーム」より

SMAPの映像権をJドリームが保有しているため、SMAPの出演番組の再放送がされない事情が昔からあるようです。

理由②メディアの忖度？

SMAPの解散以降、元メンバーの共演は各テレビ局も「腫れ物を触る」かのごとく共演には気を遣い、共演自体も話題になるほどでした。

香取・草彅・稲垣の3名が「新しい地図」として活動再開した際も、あからさまにテレビには出さないようにしたりと、某組織・某氏に対してメディア側の忖度があったと言われています。

テレビ業界においては元SMAPメンバーに対しての扱いもメディアでは気をつかう何かしらの事情があるため、騒動を経て解散してしまったSMAPのテレビでの扱いは尚更気を遣う事情があるのでしょう。

なお、元メンバーの中井さんと香取さんが共演を果たしたのは2023年4月の「まつもtoなかい」初回放送で実現しました。

実に2199日ぶりの共演ということもあり、当時は大変話題になりました。

理由③話題性を狙った

邪推になりますが、「SMAP」ネタは解散から10年近く経つ今も話題になることをテレビ局はよく知っています。

権利問題と忖度事情が主たる理由と思いますが、

「黒塗り演出すれば話題沸騰となるだろうな」

という考えも多少なりともあったかもしれません。

実際話題になっていますので、テレビ局に対する批判はありましたが、敢えての炎上商法だった可能性もゼロではありません。

「黒塗りSMAP」の製作陣・三谷幸喜の反応は？

ネット界隈では「黒塗りSMAP」にテレビ局・製作関係者の意図・考えを知りたい旨のコメントが多くあがっています。

フジテレビの公式反応

当記事執筆の6月19日時点では再放送をしたフジテレビ側からは何も公式コメント・声明は発表されていません。

脚本家　三谷幸喜の反応

脚本家である三谷幸喜さんは今回の騒動について何か意見を述べているのか調べてみました。

三谷幸喜さんは自身の作品紹介用にSNSを公開していますが、三谷さんは自身の思いや考えを綴ったSNSは公開していません。

そのため今回の「黒塗りSMAP」に関しての三谷さんの考えを現時点では確認できませんでした。

『情報7daysニュースキャスター』出演時の三谷幸喜に注目

三谷さんは毎週土曜日夜10時に放送している『情報7daysニュースキャスター』に出演しています。

ネットでは「黒塗りSMAP」に対する三谷幸喜さんの考えを気にする意見や、三谷幸喜さん自身に批判が向けられた意見も一部であるようです。

6月22日夜の『情報7daysニュースキャスター』に出演する際、同番組内で「黒塗りSMAP」について何か言及する可能性もあるので要注目です。

6月22日出演時に三谷幸喜は何も語らず

6月22日夜の『情報7daysニュースキャスター』に三谷さんは通常通り出演しましたが、番組で「黒塗りSMAP」の話題が扱われることは一切ありませんでした。

そのため三谷さん本人の口から「黒塗りＳＭＡＰ」について何か語られることは残念ながらありませんでした。

9月8日『だれかtoなかい』三谷＆中居 黒塗りSMAPに言及

9月8日夜放送『だれかtoなかい』に三谷幸喜さんが出演しました。

この際、司会の中居さんが黒塗りSMAPの件について三谷さんに直接ぶっこみました。

この一連のやり取りからでは全ては分かりませんが、

　「僕、謝らないですよ」
＝「僕は何も指示していない。むしろ脚本家の僕は作品を汚された被害者だから謝らないよ」

と、脚本を担当していた三谷幸喜さん自身が黒塗り化を指示したわけではなさそうな感じでした。

そのためSMAP黒塗り化は恐らく権利関係で局側が某権利団体に対して忖度（配慮）した結果なのだろう、と推測できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回は『古畑任三郎』の再放送回での「黒塗りSMAP」のネットの反応と背景・理由、そして制作関係者の公式見解について紹介しました。

今後しばらくは同騒動でネット界隈は盛り上がりそうな予感です。

脚本家の三谷幸喜さんが『情報7daysニュースキャスター』では何も発言しなかったものの、

9月8日の『だれかとなかい』で「僕、謝らないですよ」と発言したのは「自分は無関係、むしろ被害者だから謝らないよ」という意味にも取れます。

今後何かと物議を醸しそうで、何かあれば引き続き紹介していきたいと思います。