品川母子殺害事件の容疑者で元である後藤裕介のSNSカウントが特定されました。
X(旧ツイッター)で動画編集者を名乗っていたことが分かりました。
この記事では今回特定できた後藤容疑者のSNSアカウントを紹介し、Xアカウント内容を通して後藤容疑者が犯行を起動機についての考察を紹介していきます。
品川母子殺害事件の概要
2024年5月23日午後1時頃に東京・品川区戸越の住宅で火災が発生。
住宅内で母親と子ども3人が死亡しているのが発見されました。
遺体で発見された4人は、
- 母親:高波冬美さん(37歳)
- 長女:後藤鈴さん(小学1年生6歳)
- 次女:玲ちゃん(3歳)
- 長男:信ちゃん(2歳)
住宅の1階和室で倒れた状態で発見されたとのことです。
寝室には父親の後藤裕介容疑者(46歳)も首から血が流れた状態で倒れており、病院に運ばれましたが命に別状はありませんでした。
親子4人の遺体には刺し傷・切り傷があり、現場からは凶器とみられる刃物が見つかっていたことから、警察は殺人事件として捜査を進めていました。
住宅に第三者が侵入した形跡がなかったことから後藤容疑者が事情を知っているものとして捜査が進められていました。
入院していた後藤容疑者は6月19日に
「冬美さんを刺した」
と自供しており、逮捕に至りました。
【X特定】後藤容疑者は動画編集者で収入ゼロ
↑が今回特定された後藤容疑者のSNS X(旧ツイッター)のアカウントです。
- アカウント名:後藤祐介@動画編集者
- アカウント :@yusuke94590
- フォロワー数 :97(6/20時点)
- フォロー数 : 43(6/20時点)
動画編集者として商材(動画編集関連)を販売することで収入を得ていたようです。
2023年5月末動画編集者として初登校
動画編集者として初投稿したのは2023年5月27日です。
「動画編集案件獲得に向けて営業スタートで。」
そして初投稿から数日後の6月2日には
「0→1達成することができました!」
と投稿しているので、金額は不明ですが開始直後に初収入を得られるまでの期間が短いため順調な滑り出しだったと思われます。
ちなみに後藤容疑者は美容師、介護職だったとの情報もあります。
昔は美容師で、その後は介護の仕事をしていたって。でも、去年辞めて今は動画編集の仕事を家でしていると聞きましたね
文春オンラインより引用
動画編集は副業としても人気のある仕事のため、本業ではなく副業として活動していた可能性があります。
事件が報道された頃は「無職」と報じられていました。
動画編集が本業だろうと副業だろうと、フリーランス的な働き方だったことが推測できます。
ノウハウコレクターの一面
後藤容疑者は動画編集やX運用のノウハウについての投稿を複数回しています。
稼ぐために色々試行錯誤していたことが伺えます。
商品が売れず焦りも
後藤容疑者は24年4月25日の投稿で商品が売れないことに焦りを感じていたことが分かります。
「X運用やLINE誘導に時間をかけるのが良い売れないことに焦りを感じていましたが
動画を見てもっとシンプルに考えていこうと思います。
とりあえず無料noteにリンクを貼るところから始めます。 https」
一部文章もおかしく、投稿文の最後は「https」で終わっています。
頭の中が整理されないまま焦りながら投稿していたであろうことが伺えます。
このころから精神的に不安定であった可能性がありそうです。
【犯行動機3選】無収入・離婚・妻の叱責がトリガーに
①事件の3日前に離婚していた
後藤容疑者は事件の3日前に離婚していました。
事件が起きた住居は元妻である高波さんの実家でした。
離婚成立後も生活していた、ということのようです。
②無収入で焦りも?
逮捕時は「無職」と報じられ、前出のX投稿内容の通り収入があまりなかったようです。
焦りを滲ませる投稿もあり、精神的に不安定だったことが想像できます。
③犯行動機は妻の叱責
後藤容疑者は入院先で警察の任意調査の際に
「(元妻の高波さんに)予定よりも早く家を出ていくように執拗に叱責されカッとなって冬美さんを刺した」
と述べて容疑を認めています。
これらを整理すると後藤容疑者の犯行動機は
①収入が不安定
②離婚をして精神的に不安定
③妻の叱責
の3点が挙げられそうです。
そして自暴自棄に陥ってしまった後藤容疑者は
「最後は5人でいようと思った」
「子供も、自分も、家も、全て燃えてなくなってしまえばいい」
と思い犯行に及んだ、と警察に自供しているそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は特定された後藤容疑者のSNSを紹介しました。
X投稿内容から収入がなく焦りが滲み出ていたことが分かりました。
しかしどんな理由であれ、自暴自棄になって自身の家族を殺害する身勝手さに怒りを禁じえません。
亡くなった親子のご冥福をお祈りいたします。
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