2024年7月7日の東京都知事選に歯に衣着せぬ物言いで有名になった石丸伸二氏が出馬を表明して話題です。
この石丸伸二氏の選挙活動をサポートしているのが選挙プランナーで「選挙の神様」と呼ばれている藤川晋之助氏です。
選挙プランナーの藤川晋之助氏とはいったい何者なのでしょうか？
今回は何かと注目されている石丸伸二氏を後方サポートしている藤川晋之助氏の経歴や後援理由ついて紹介していきます。
「選挙の神様」藤川晋之助が石丸伸二を後援
安芸高田石丸前市長の石丸伸二氏が東京都知事選出馬を表明し、6月15日に東京で初街宣をしました。
その際選挙プランナーで多くの選挙立候補者を当選させている「選挙の神様」こと藤川晋之助さんの姿もあり話題になっています。
選挙プランナーの藤川晋之助さんとは何者でしょうか？紹介していきます。
「選挙の神様」藤川晋之助とは何者？
藤川晋之助さんがこれまでにプランニングした選挙の勝率はなんと９割を超えていると言われています。
藤川晋之助の戦績 130勝13敗
20代から選挙の参謀役をつとめ（自身が立候補した選挙戦も含む）、これまで述べ143の選挙のプランニングを務め、勝利に導いた選挙の回数は130回にも及びます！
藤川さんは業界では有名な超敏腕「選挙プランナー」であり「当選請負人」なのです。
藤川晋之助のプロフィール
| 名前 | 藤川晋之助（ふじかわ しんのすけ） |
| 生年月日 | 1953年（現在71歳） |
| 出身 | 大阪府大阪市 |
| 学歴 | 大阪市立高等学校（現大阪府立いちりつ高等学校） 国士館大学史学地理学科 |
| 初当選 | 37歳の時、自民党から大阪市議に当選 |
| 主な経歴 | 代議士秘書→大阪市議会議員（2期）→事業家 →選挙プランナー・政党事務局長 →現藤川選挙戦略研究所代表理事・国会議員事務所顧問 |
| 所属政党 | 自民党→新生党→旧民主党 その他、みんなの党の選挙参謀・東京維新の会の事務局長経験あり |
自身も大阪市議会銀を2期経験しており、元議員の経験が選挙プランニングにも活きているようです。
藤川晋之助が石丸伸二を後援する理由は？
そんな藤川氏が今回石丸伸二氏を後援することになった理由・背景は一体何でしょうか？
その背景にはドロール創業者の鳥羽博道が石丸候補の考え方・熱意に惚れ込み、
鳥羽氏が直々に藤川氏にサポートを依頼したため、と噂されています。
①ドトール創業家 鳥羽博道が石丸氏に惚れ込んだ
ドトール創業社で現会長の鳥羽博道氏はYoutubeで石丸氏の「恥を知れ！恥を！」と怠慢な議員を叱責する動画を見て感動し、
石丸氏に直接「がんばれ」という手紙を送ったそうです。
②鳥羽会長が藤川氏に直接要請
石丸伸二候補を気に入った鳥羽会長は藤川氏に直接電話をし
「いい男がいる。東京を救えるのは彼しかいない。選挙を手伝ってくれ、すぐに決めろ。」
と藤川氏に選挙後援を要請したようです。
③藤川氏も石丸伸二を粋に感じた
鳥羽会長の要請を受けて藤川氏も数回面談し、石丸氏を粋に感じて
「これはもう損得じゃない。日本の将来の為に東京を変える為に」
と石丸氏の人柄・考えに対して確信を持ちサポートすることになったようです。
【7/4追記】選挙終盤 石丸人気はまずまず
↑は新聞・テレビ各社が6月29～30日に都民を対象に電話調査を実施して情勢をまとめたものです。
途中報告段階では石丸氏は3番手につけており、「激しく追い上げる」勢いとのことで、ダークホースと成り得そうな予感です。
ネット上ではアンチ意見も一定数あるものの、肯定的に指示する若手層が多く、ネット上での評価は「1番勢いがある」との見方もあるほどです。
良好な進捗状況と言えますが、ひとえに「選挙の神様」である藤川晋之助の裏方的なプランニングが奏功しているのかもしれませんね。
都知事選 現職小池都知事が3期目当選
7月7日の都知事選挙の開票で午後10時30分時点で、小池百合子氏が32万9501票で3期目の当選確実が報じられました。
最終的に小池氏は291万8015票を獲得、2位：石丸伸二氏、3位：蓮舫氏、4位：田母神氏となりました。
3期目に当選した小池氏のコメント
「改めまして都民の皆様方から『もっと改革を進めろ、もっと生活、しっかりと支えてくれ』そういう思いを頂戴したかと思います」
「56人が立候補という状況。そしてまたポスターの掲示、さらにはこの間、脅迫も受けたり、そしてまた街頭では野次が大合唱があったりと、本当にこれまでの経験したことのないような、そのような選挙戦でございました」
ネット界隈で人気となった石丸氏の追い上げもありましたが、結果的には大差をつけて小池氏が当選となりました。
蓮舫氏は2位にもなれず、3位で終わった結果となりました。
藤川晋之助 選挙後の石丸氏への助言・コメント
①選挙後の石丸氏への助言・コメント
都知事選後に石丸氏は地上波だけでも
「グッド！モーニング」（テレビ朝日系）
「オールナイトフジコ」（フジテレビ系）
「サンデー・ジャポン」（ＴＢＳ系）
「そこまで言って委員会ＮＰ」（大阪・読売テレビ系）
などに出演。
「そこまで言って委員会ＮＰ」では泉房穂氏（前兵庫・明石市長、弁護士）ら論客陣と討論。
人口減少対策の究極的な解決策の一つとして「一夫多妻制」を挙げ
「今はどう考えたってムリ。それをやろうとは思っていない」
と断言したが、一夫多妻制というワードが独り歩きし、ネット上は炎上しました。
選挙後のメディアでの石丸氏の発言・態度に対して藤川氏は…
●「一夫多妻」発言に対して
↓ ↓
「彼なりのやり方が、大阪の言いたい放題言われる番組では、
なかなか通用しないという経験をしたことも、いいことだなと思いながら見てました」
●「グッド！モーニング」での「女、子供」、「頭ポンポン」発言に対して
↓ ↓
「選挙が終わったんだから、必要ないと思う」
●選挙後の石丸氏の扱い全般に対して
↓ ↓
「ほとんど誤解ばっかり。これがＳＮＳの良さでもあり、怖さでもある。
三菱ＵＦＪ銀行時代の同僚に聞いたら好青年でいい男だと。
政治的にやってる姿が信じられないと言ってるぐらい」
「変なエネルギーを使って無駄な悪口を言われるのは、もったいないことだなと思う」
とコメントしました。
今後の石丸さんの動向について、石丸さん自身が特に名言はしていない状況だが、藤川さんは下記助言・期待の言葉を送っています。
「本当の意味で日本にとって、特に東京にとって何をなすべきなのか。
真正面から論じて、都知事を目指して再起してほしい。
１６５万の人たちが期待して、入れてくれたわけですから。
それにふさわしく、もう一段バージョンアップして、
政治に立ち向かってほしいと老婆心ながら思っていますね」
【YouTube】石丸伸二 なぜ「受け皿」に？ 藤川晋之助氏インタビュー
まとめ
TVメディアは今回の東京都知事選はあたかも小池百合子都知事と蓮舫氏の「女性対決」であるかのように連日報道しています。
そんな中、ドトール創業者の巨大な後ろ盾・組織票を手にした石丸伸二候補も善戦しそうな情勢となり、最終的には2位の得票数を得たのでかなり善戦したと言えます。
石丸氏は都知事選には落選しましたが、今後国政（例：岸田首相の選挙区である「広島1区」）に出る可能性もありそうです。
その際は藤川氏が再度サポートする可能性もあり得そうで、今後の2人の動きに注目です。
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